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予告編から学ぶ英語: Ghost in the Shell

4月7日にGhost in the Shellが日本で上映される。

このタイトルを聞いて日本アニメの「攻殻機動隊」をハリウッドが映画化した作品だとわかる人は少ないでしょう。

実はこのアニメが映画Matrixに大きく影響を与えたことを知っていましたか?

これはSFですが、SFの中でもCyberpunkというジャンルみたいです。

CyberpunkはStar Warsみたいな遠い遠い未来ではなくて、もっと近い未来(50年後?)の世界を描いています。テーマは「テクノロジー」、「ネット」、「ロボット」、「貧富の差」、「大企業の力」、「汚職」が取り上げられます。要するに「今後こうなっちゃうんじゃない??」という映画です。その社会はYutopia (理想郷)の反対Dystopiaになっていて、街並みはゴチャゴチャしています。私は、このゴチャゴチャ感が大好きです。(Hong Kong をモデルにしているようです。)

簡単にストーリーを言うとMajor (Scarlett Johansen) は脳だけが人間で、体はサイボーグ化した特殊部隊のエージェントです。彼女は企業によって体がサイボーグ化されていて、自分の過去が謎になっています。何者かによりサイバー犯罪が行われ、自分の相棒バトーと戦う内に謎であった自分の過去が徐々に明かされます。「えっっ、もしかして私騙されていた?!」という展開になるでしょう。これはネタバレではありません。予告編でもうそこまでわかります。

私は、予告編は英語の勉強にもってこいだと思います。なぜならば、1分か2分で話の流れがわかるように作られていてるので、英語がシンプルになっています。

さて、予告編 (英語でTrailer とか Teaser と言います)から英語を紹介します。

ます予告編をご覧になってください。

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Major:  This is major, I’m on site. 「少佐だよ〜、現場にいるよ〜」

      I’m going in. 「中に入るよ〜」

英語ポイント:自分の居場所を表現するには、[I am +前置詞+場所]

例:I’m on site.  I’m at Mitsubishi.  I’m in Sakae. (前置詞に注意)

 

 

企業:You are the first of your kind but you are not invulnerable.「あなたは一番最初のタイプよ。でもあなたは壊れないわけではないわよ。」

Major を作った企業側がサイボーグ化した体の取り扱い注意をしているのだろうか?

Major: Maybe next time you can design me better. 「今度はもっといい感じに私を設計してよ」

Majorが企業側にクレームをつけています。多分、どっかが壊れたか?

 

Major: Everyone around me they feel connected to something.「みんな、何かに繋がっていると感じている」

Major 悲しそう

Major: Connected to something that I’m not. 「何かに繋がっていて、私はそうではない」

過去がないと、人間は寂しく感じるのかな? 哲学的だ〜

英語ポイント:something はとても便利な表現です。何か曖昧にしておきたい場合、目的語として使えます。例:I want to eat something.  I saw something over there. 

 

 

Girl: What are you?「あんた何?」

Major、「女の子だよ?!」 でもいい感じ

 

 

企業:You were dying. 「あなたは死にかけていたのよ」

   We saved you. 「私たちがあなたを救ったのよ」

   Now you save others.「今は、あなたがみんなを救うの!」

企業側、何か恩着せがましいな〜

 

 

Major: I don’t know who to trust. 「誰を信じていいかわからない」

Batou: You trust me, right.「俺のことを、信じてるよな〜」

バトー、Major のこと好きでしょ?。

英語ポイント:[I don’t know + wh + 不定詞] はすごくよく使う英語です。

「どうしていいかわからない」と言いたい時は、I don’t know what to do? 

「どうやって言えばいいかわからない」と言いたい時は、I don’t know how to say it? と表現しましょう。

 

 

Major: I know I have a past. 「私は、過去があるのは知っているの」

   I’ll find out who I was. 「誰だったか見つけるわ」

英語ポイント:know と find out はよく使い方間違えるところです。

know はすでに知っている状態です。find out は探して見つけるという意味です。

 

 

Stranger: Everything they told you was a lie.「教え込まれたことはすべて嘘だ」

Major: Who are you? 「あなた誰?」

Stranger: They did not save your life, they stole it. 「奴らはお前の命を救ったのではないぞ、盗んだのだ」

ええっっっMajorは企業側に半殺しにされ、サイボーグにされたの?!

英語ポイント:steal の過去形がstole です。この言葉はよく使い道を間違える単語です。この単語は受け身で使うのが多いです。

「財布が盗まれた」と言いたい時は My wallet was stolen.  

X-I stollen my bagは間違った英語になります。

 

 

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