「〜になる」を英語で表現
英語で「〜になる」と表したいときに多くの生徒さんは “become”を使います。
しかし、become は主に名詞を持って来る時に用います。
例えば、
I will become a teacher. (私は先生になります。)
しかし、動詞を持って来ると間違った英語になります。
✖︎I became to like a drama.
ここでは、ドラマが好きになったと表現をしたいのですが、
becomeを使うと間違った英語になります。
正しいのは、
⭕️- I come to like a drama です。
「〜になる」Come to の使い方
「好きになる」、「英語が喋られるようになる」、「お酒を飲むようになる」と言った、「[動詞が]〜になる」を表現する場合は、come to を用います。
[come to + 動詞]
I come to like the new drama.
(ドラマが好きになる。)
I’ve come to be able to speak English.
(英語が話せるようになる。)
I come to drink some Japanese Sake.
(日本酒を飲むようになる。)
[start to + 動詞]
「〜になる」をstart to で表現することも可能です。
start to の後にも動詞を用います。意味は
何かが「〜なり始める」時に使います。
I’m starting to like Indian style food.
(インド料理が好きになり始めている。)
I’m starting to think about applying for a new job.
(新しい仕事に応募することを考え始めています。)
「〜になる」getの使い方
「寒くなる」、「良くなる」、「汚くなる」と言った表現は形容詞を用います。
その時になると表現したい場合は、getを用います。
It’s getting cold. (寒くなっている)
He got better at speaking English. (彼は英語を話すのが上手になった。)
My shirt got dirty. (シャツが汚くなった。)
「〜になる」becomeの使い方 [getとの違い]
becomeを使う「〜になる」 は名詞を後に持って来るときです。
より詳しく説明すると、become は「長い間〜になる」という意味合いがあります。要するに、getは「瞬時的、短期的に〜になる」という意味になります。
もし、永続的に何かが変化する場合は、becomeの後にも形容詞を持ってきても大丈夫です。
He became a president of a company.
(彼は会社の社長になりました。)
He became successful by growing his company.
(会社を成長させることによって彼は成功しました。)
「〜になる」を使った英語日記
Tuesday, October 5th. “Queer eye on Netflix”
There’s a program I come to love. It’s called Queer Eye on Netflix. It’s a reality TV show. The program is about 5 gay guys who makeover someone. The 5 gay men are all professionals in their field. It’s a really touching show because you can really see a transformation of someone not only in appearance, but also mentally and emotionally. In other words they become a better version of themselves. Some of the episodes might even make you cry.
The new show takes place in Tokyo. The season just started recently. I had a chance to watch it. The message of the show is to love yourself and love others. It’s a really simple message and also very profound.
It’s interesting to see how the people change by the 5 professionals who help them. I especially love to see the fashion of these guys. They always dress so well.
Actually, I’ve also had a kind of a makeover experience. One time, when I was shopping in America, a gay sales clerk helped me pick out my clothes. I would have never picked the clothes he suggested. When I put the clothes on, I felt it suited me. I was a surprised and since then I try to be a little more adventurous with the clothes I pick. Sometimes, we need help to see things from a different perspective. I’m sure this show will change your perspective. Check it out on Netflix.
今日の単語
come to – ~になる
makeover – 改造
field – 分野
touching – 感動的
appearance – 外見
mentally and emotionally – 内面的
take place in – 行われる
profound – 深い
suggested – 勧める
suited – 合った
perspective – 視点
日記の訳
とても好きになった番組があります。ネットフリックスの「クィアアイ」という番組です。リアリティ番組です。この番組は5人のゲイ男性がある人を改造するショーです。ゲイの5人はそれぞれの分野でのプロです。とても感動する番組です。なぜならば、外見だではなく、内面も変わっていくのが見えるからです。エピソードによっては泣かせるものもあります。
新しいショーは東京で撮られています。新シーズンが最近始まりました。私も見る機会がありました。番組のメッセージは「自分を愛し、人を愛そうです」。とてもシンプルで深いメッセージです。
人がどうやって5人のプロの助けにより変わるかを見るのが面白いです。私は特に5人のファッションが好きです。いつもとてもかっこよく着こなしています。実は私もちょっとした改造された経験があります。私がアメリカでショッピングに行った時あるゲイの男性が服を選ぶのを助けてくれました。彼が勧めた服を自分では選ばなかったでしょう。彼が選んだ服を着てみると、自分に合っていました。私は少し驚きました。それ以来、選ぶ服をもう少し目立つものを選ぶようにしています。違う視点で見るように助けが必要な場合があります。きっとこの番組はあなたの視点を変えるでしょう。ぜひネットフリックスで見てください。
英会話のコツ
英会話をするには自分に自信を持つことが大切になります。自分は英語がヘタだとか、自分の英語は間違っているのではないかと思っていると、言葉数が少なくなってしまいます。自信は生まれ持ってきたものではなく、自ら選択することだと聞いたことがあります。今回紹介した番組(Queer eye)でも、”Fake it until you make it” 「うまくいくまで、うまくいっているふりをしろ」というシーンがあります。自信を持った話し方が元々あるのではなく、自信を持っているふりをしていれば、そのうち身につくとも言えます。Let’s try to speak with confidence.