文法・単語
Almost [副詞]の使い方
2019/4/17
Almost の誤解
多くの生徒さんは、almostは「ほとんど」という意味だと、誤解しています。
これは、学校での教え方が間違っていたに違いありません。
almostは、「あと少しで、もう少しで、ほぼ」という意味です。
「ほとんど」と表現したい場合は、mostを用います。
しかし、almost alwaysというフレーズにすると「もう少しで毎回、ほぼ毎回」という意味になり、
意訳して「たいてい、ほとんど」として使われます。
I almost always play baseball after school.
(僕は放課後にはたいてい野球をする。)
He is almost always at home.
(彼はほぼいつも家にいる。)
I’m almost there.
(あと少しで着きます。)
I’m almost 45 years old.
(もうすぐ45歳になります。)
It’s almost noon.
(あと少しで12時です。)
「〜そうだった」もalmostで表現
「忘れそうだった」とか「転びそうだった」と表現したい場合もalmostを用います。
「~そうだった」ということは「もう少しで、その様な結果になるところだった」ということなので、almostが適した表現になります。
I almost fell.
(転びそうだった。)
I almost forgot.
(忘れそうだった。)
I almost got in an accident.
(事故りそうだった。)
「おしい!」もalmost で表現
「おしい」という意味も「あと少しで」という意味なのでalmostが適した表現になります。
Almost! Your answer is 90% correct.
(おしいね!あなたの答えは9割あってるよ。)
「おしい」はcloseという言葉でも表現できます。しかし、closeは「危なかった」という意味でも用いられます。
You almost passed the test. You were so close.
(もう少しでテストに合格したね。惜しかったね。)
I almost got in an accident. That was close.
(もう少しで事故るところだったね。危なかった。)
almost の練習
「おしい」という意味も「あと少しで」という意味なのでalmostが適した表現になります。
Almost! Your answer is 90% correct. おしいね!あなたの答えは9割あってるよ。
「おしい」はcloseという言葉でも表現できます。
しかし、closeは「危なかった」という意味でも用いられます。
You almost passed the test. You were so close.
(もう少しでテストに合格したね。惜しかったね。)
I almost got in an accident. That was close.
(もう少しで事故るところだったね。危なかった。)
Almost の練習
●Almostを使って文を完成させましょう。
1. 今向かっています。あと少しで着きます。
2. 私は40歳手前です。
3. おっと、転びそうだった。気をつけないと。
4. 海外の電車はたいてい遅れる。
5. 彼女はほとんど家にいない。
6. おしい!9割正解だよ。
1. I’m on my way now. I’m almost there.
2. I’m almost 40 years old.
3. Wow, I almost fell. I have to be careful.
4. Trains abroad are almost always late.
5. She is almost never home.
6. Almost! Your answer is 90% correct.