勉強法
英会話スクールでどんな話題で話したらいいのか? [初級者がフリートークをする方法]
2020/6/13
英会話スクールで話す話題に悩んだことありますか?
英会話学校に通っている人にとって話す話題に悩んだ事はありませんか?
英会話講師が最も聞く質問が “How was your day?” 「今日はどんな日だった?」とか “What did you do today” 「今日は何した」という質問です。
それを聞かれても、「大したことは無いし」、「話す内容が見つからない」と思うのが生徒さんの正直な気持ちだと思います。
話す事が見当たらないから、 “It was fine” 「普通でした」 “nothing special” 「特に何にも」と答えて会話が終ってしまいます。
この記事では、どうしたら話題を見つけ話を広げられるかを解説します。つまりフリートークができるようになる事です。
結論から言うと、私が作成した20の質問に対して5~8文のストーリ化された話を練習することによって英語を話すことに自信が付きます。
私は名古屋 栄で英会話を運営しています。
講師歴も20年近くあります。
様々なシーンで英会話を教えてきました。
そこで気づいたことは初心者は話を広げるところでまず引っかかります。
話は少し脱線しますが、英会話講師がなぜ毎回 “How was your day?” と聞いてくるかをお答えいたします。
その理由は、英語圏の家庭では必ずと言っていいほど、“How was your day?”「今日はどんな日だった?」と家族に聞くからです。
そして、今日の一日の出来事を通してコミュニュケーションをとります。
英会話講師がいつも同じ質問をするのは、それが英語圏の習慣になっているからです。
しかし、私は英会話スクールではなるべく様々な質問をした方がいいと思います。
その理由はみなさんが英語を話す状況は家族に対してではなく、自分の事を分かってもらえてない相手に話すからです。
その為、自分の説明をしなければいけません。
英会話でどんな話題で話したらいいのか?
英会話で話すことは端的に言うと、
「自分の事です」。
なぜ自分の事を話すかと言うと、一番話しやすいからです。
これは特に初心者の場合、とても大切なポイントです。
初心者の生徒に「今後、世界経済の行方はどうなると思いますか?」と言う質問は意地悪な質問になってしまいます。
話しやすいテーマをクリアし、言語力が高まってから難しいテーマに行きましょう。
私が名古屋で運営している英会話ではまず初心者の生徒さんに以下の質問に答えてもらいます。
英会話に役立つ20の話題
1. What did you do today?
(今日何をしましたか?)
2. What do you have to do tomorrow?
(明日何をしないといけませんか?)
3. What do you want to do in the near future?
(近いうちに何をしたいですか?)
4. What do you like to do in your free time?
(自分の時間がある時に何をすることが好きですか?)
5. What’s your favorite restaurant, cafe, or shop?
(あなたの一番好きなレストラン、カフェ、お店は何?)
6. Where do you like to go?
(どこに行くのが好きですか?)
7. What country have you been to?
(どんな国に行ったことありますか?)
8. What’s your favorite prefecture?
(あなたの一番好きな県は?)
9. Talk about your family members
(家族について話してみましょう。)
10. What do you feel like eating sometimes?
(たまに何を食べたい気分になりますか?)
11. Talk about something you own
(何か持っているものについて話しましょう。)
12. Talk about your house and neighborhood.
(自分の家、また近所について話してみてください。)
13. Talk about your interest.
(趣味について話してみてください?)
14. How do you try to stay healthy?
(どのように健康に気を遣っていますか?)
15. Talk about your friend.
(友達について話してみましょう。)
16. Talk about your routine
(毎日のルーティーンについて話しましょう。)
17. What’s your plan for your next vacation?
(今度のバケーションはどんなプランですか?)
18. How do you usually get around?
(いつもどのように移動していますか?)
19. Who will you see this week or next week?
(今週、または来週誰と会いますか?)
20. What did you buy recently?
(最近、何を買いましたか?)
ここで大切なポイントは 1~20の質問どれも答えられる事が大切です。
その答え方は5~8文のストーリ化されたものにしましょう。
答え方の詳細は過去の記事を参照ください。
👇 👇 👇
英会話の初心者は何から始めればいいのか? 【講師歴20年の僕が出した結論】
以下の答えをスムーズに言えるのが目的です。
そのためには、以下の答えを何回も繰り返して練習する事が必要になります。
1つの質問に対して答えを3回~5回言ってみましょう。
初心者の時期は同じ事を繰り返して言う事が大切です。
練習するときには必ず声を出して言いましょう。
後、間違いを気にせずに話してみましょう。
そして、練習を一定の期間毎日しましょう。この練習は英会話の発信力に必ず繋がっていきます。
答え方のポイント
●5~8文のストーリー化されたものを声に出して言う。
●間違いを気にしない。
●同じ内容を3~5回言う。毎回若干違っていてもいい。
●毎日続ける。
英会話の20の話題を答えれるようになと自信がつきます!
この20問を全部ストーリー化した内容で答えれるようになると、「自分の事がある程度言える」と言う自信につながります。
初心者にとって大切なのはこの自信なのです。
英語を始めたばかりの時は誰しも自信がないものです。
しかし、英語に対しての自信と英会話力は比例するものです。
20問を徹底的に練習しておくと、自分は英語を話しているという実感が湧いてきます。
どんな初心者にとってもその「なんとなく話せるぞ」感が中級レベルまで押し上げる力になるのです。
自分が話せる内容はなるべく多く人の前で発表しましょう。
そして繰り返し何回も同じ話をしましょう。
同じ話を何回もすれば、自分が英語を話す事が決して難しいことではないと思えます。
自分のストーリーを発表する場所が英会話スクールです。
講師に聞いてもらい、おかしいところがあれば英語を直してもらいましょう。
他の英会話スクールでも実践して欲しい!!
私の学校以外の英会話でもこれをぜひ実践しましょう。
今度講師からHow was your day? と聞かれたら、話を自分の練習した1~20の質問に繋げましょう。
それは、大して難しいことではありません。
よく、生徒さんは講師の聞かれたことに対して答えなければいけないと思いがちですが、講師から言わせたら、質問に答えるより、話をある程度の長さで話して欲しいのが本音です。
最も困るのは、一言で答えられ、話が広がらない会話です。
例えば、How was your day? と聞かれたのに、話す内容が「今まで行った国」の話をすることは英会話ではありなのです。
それは、こんな感じになります。
Teacher: How was your day?
Student: It was not so good. I’m tired of working. I want to take a vacation. Actually, I went to Thailand last year and it was so fun! The food was great! I love Thai food!
講師:どんな一日だった?
生徒:あまり良くなかった。仕事に疲れてるの。休暇を取りたい。実は去年タイに行ったの。とても楽しかった。食べ物は最高。タイ料理が大好きなの!
理解していただきたいことは、会話の行方は生徒さんが決めるのです。
講師は質問に対して答えて欲しいのではなく、生徒さんの話を聞きたいのです。会話は本来脱線するものです。話を広げるために脱線させてください。
まとめ
英会話でよく何を話していいか悩む事があると思いますが、自分の事を話す事に徹しましょう。
そこで、20問をストーリ化した話を作る事によって自信を付けましょう!
自信がついてくると話をより広げれるようになってきます。
自分がより色々な事を表現できるようになると英会話が楽しくなります。