文法・単語
イギリスの笑い
2017/6/7
イギリスでは3ヶ月のうちに3回もテロ事件が起こり、市民の気持ちは恐怖に怯えている状態です。しかし、事件の直後ある写真がツイッターによって投稿され、それが話題になっています。それは、ロンドン橋で起きたテロ事件から逃げる人たちの姿です。その中で一人の男性が素早く避難しながら、右手にはしっかりとビールの入ったガラスを持ち一滴も溢さず逃げる姿が映っているのです。これを見たイギリス人は「すごく誇りに思える」 “I couldn’t be prouder” と発言しています。[Mirror]
https://twitter.com/LyntonSpins/status/871159156581052416
People flee a terrorist attack LIKE LONDONERS.
(イギリス人らしくテロから避難する。)
イギリス(英語圏)ではとても悲しいこと、悲惨なこと、どうにもならないことを乗り越えるために笑いを使う文化があります。
Nobody is ignoring the spilt blood but humour gives us the strength to fight for those who were hurt and killed. It's just how we do it here
— Sarah Hallahan (@SarahHallahan1) June 4, 2017
Nobody is ignoring the spilt blood but humour gives us the strength to fight for those who were hurt and killed. It’s just how we do it here
誰も流された血を無視しているのはない、しかし笑いによって殺された人や怪我された人のために戦う力をもらうのだ。ここではそうやってやるのさ。
And at London prices, you wouldn't want to spill it either.
— Dastardly Danny (@dastardlydanny) June 4, 2017
And at London prices, you wouldn’t want to spill it either.
ロンドンのビールの値段だったら、誰でもビールは溢したくないよ。
If beer is left behind, the terrorists win. #NeverSurrender🍺
— Blonde Badger (@thismfsmh) June 4, 2017
If beer is left behind, terrorists win.
もしビールが置かれて逃げたならば、テロリストが勝ったことになる。
この事件では、7人の人が命を失い、48人が負傷しています。テロとの戦いは今後ずっと続くでしょう。ささやかな救いですが、笑いから力をもらいテロの非道行為に心が屈してはいけません。