文法・単語
Should の使い方 学校では教わらない!
2019/1/6
目次
Should の使い方を確認しよう
現在形で使われる should には大きく二通りの使い方があります。
●相手に何かを勧める 「~した方がいいよ」
●こうではないないかと考える 「~のはず」
Should 「相手に何かを勧める」
一つ目は相手に何かを勧める時に [You should + 動詞の原形] で「~した方がいいよ」という表現で使います。
また、[You should not + 動詞] という否定文で「しない方がいい」という助言を表します。
日本の教育では「~すべきだ」と強い勧め方と教わりますが、本当はカジュアルなどちらかと言うと「~した方がいいよ」と言った意味です。
You look tired. You should take a day off.
(疲れて見えますよ、仕事を休んだほうがいいよ。)
You should exercise more.
(もっと運動したほうがいいよ。)
You shouldn’t be drinking so much.
(あまり飲まないほうがいいよ。)
You shouldn’t work so hard.
(そんなに一生懸命働かないほうがいいよ。)
Should 「〜のはず」
もう一つの使い方は [should be + 形容詞/名詞] という形です。
この should be はあることが良い方向に動くことを期待する「~のはずだ」という気持ちを表現しています。
また、期待に反することや正当でないことが起きた場合にも使われます。
例えば、商品の値札と会計で表示された値段が異なる時に「3ドルのはずなんですが」と主張する時に “It should be $3.” と言うことができます。
should は自分が良いと思うこと、ベストだと思うこと、正しいと思うことなどを主張するときに使う表現と言えるでしょう。
It should go well.
(うまくいくはずだ。)
It should be ok.
(大丈夫なはず。)
I should get there soon.
(あと少しで着くはずです。)
The price is not right. It should be $3.
(値段が正しくないですよ。$3ドルのはずです。)
主語が “I”のshouldは「なるべくするべきだ」
相手に何かを勧める時は主語がyouになります。
しかし、主語がIの場合、「なるべくするべきだ」と言った意味合いになります。
自分のためになることでもなかなか実行できない時に、「なるべく~するべきなんだけどね」という意味で [I should (try / start) + 動名詞] を使います。
I should try to lose weight.
(なるべく痩せたほうがいい。)
I should try exercising more.
(なるべくもっと運動したほうがいいよね。)
I should start writing a journal.
(日記を書き始めたほうがいいよね。)
shouldの疑問文
Shouldの疑問文は相手からの指示や提案を期待するときに用いられます。
例えば空港で「私はどのゲートに行けばいいですか?」と聞きたい時に、 “What gate should I go to?” と言います。
たまに、[What should I +動詞]は独り言としても使います。
レストランでメニューを見ながら、 “What should I eat….?” 「何を食べようかな~」とつぶやくときがあります。
[What should we + 動詞]になった場合は、そこにいる人と一緒に何かを決めるときに言います。 “What should we eat?”は「何を(一緒に)食べる?」という意味です。
What should I do?
(私はどうしたらいいですか?)
Where should I put this?
(これどこに置けばいいですか?)
Where should we go?
(どこに(一緒に)行こうか?)
should の練習
日本語を見た瞬間、英語が口から出てくる様になるまで繰り返し練習をしてみましょう。
●should を使い文を完成させましょう。
1. 疲れて見えますよ、仕事を休んだほうがいいよ。
2. あまり飲まないほうがいいよ。
3. 彼と結婚したほうがいいのか悩みます。
4. あと少しで着くはずです。
5. 値段が正しくないですよ。$3ドルのはずです。
6. 私なるべく痩せたほうがいいよね。
7. 私はどうしたらいいですか?
8. どこに(一緒に)行こうか?
答え
1. You look tired. You should take a day off.
2. You shouldn’t be drinking so much.
3. I can’t decide if I should marry him.
4. I should get there soon.
5. The price is not right. It should be $3.
6. I should try to lose weight.
7. What should I do?
8. Where should we go?
Should 練習の音声
should と have to の使い分け
Should は「~した方がいいよ」と言った提案になります。
しかし、have to は「~しなければならない」と言った義務になります。
should と have toは別のページで説明を詳しくしてあります。👇
have to と should の使い分け [初心者には必須]