私は英会話講師歴20年間あり、自分の英会話学校を名古屋栄で運営しているものです。
英会話を長く教えて思う事は基本文法を知っているのと、知らないとでは英会話を学ぶスピードが全く変わってくる事です。
記事の概要
●知っているのと知らないとでは大きな差が出ます。
● 必須文法ポイント1 [英語の語順]
● 必須文法ポイント2 「英語は2つの文型でできている」
英会話文法を知っているのと知らないとでは大きな差が出ます。
■知っていると、英語のルールに基づいて学べるのでより早く、正確に学ぶ事ができます。
■ 知らないと闇雲にフレーズを覚えるので、時間がかかり、間違った英語を使い続けることになります。
身に着ける文法は中学レベルの文法です。しかし、中学レベルの文法を上手に会話に活かしている人は本当に一握りの人です。
中学校で学んだ英文法を英会話に役立てるように「無料で日常英会話が確実に上達する101の英語文法ルール」をネット上で公開しています。
もしご興味がある方は、この投稿の最後にリンクを記載しておきます。
この投稿で紹介したい事は、英会話のための文法を学ぶ前に英文法の根幹になるポイントを2つ知っていただきたいと思います。
初心者の方ならこのポイントを知っておくと英会話に少し親しみを感じていただけると思います。
必須英会話文法ポイント1 [英語の語順]
英語の語順(言葉を並べる順番)は英語と日本語とでは大きく違います。
そして、英語にとって語順は日本語より重要な役割を占めています。
英語で最も多く使われるのはSVOです。
英語のSVOとは:主語→動詞→目的語
日本語は:主語→目的語→動詞
それも日本語は主語を落とす傾向があります。
これは英語では完全なルール違反で意味が通じなくなります。
例えば、英語で「パスタを食べた」と言いたい時にまずは「誰が」を考えます。その後に「何をしたのか?」と考えます。
“I ate” =「私は食べた」と瞬時に英語が口から出てこないといけません。
しかし、英語を話し始めたばかりの頃はこれが出てきません。
日本語脳で英語を話そうとすると、どうしてもPastaが最初に出てきてしまいます。
英語を話す時にはまず「誰が?」「何をしたのか?」と意識的に考えて話しましょう!
この語順が英語に関しては命なのです。
日本語は「て、に、を、は」があるため、
食べたよ、パスタを、私は、
私は、食べたよ、パスタを
変な文ですが、一応言いたい事は伝わります。
しかし、英語は語順を変えてしまうと全く伝わらないのです。つまり英語にとって言葉の順番が「て、に、を、は」の役割をしているのです!
つまり、英語を話すときは絶対に「誰が?」「何をしたのか?」という語順を守らないといけないという事です。
必須英会話文法ポイント2 「英語は2つの文型でできている?!」
本来英語は5文型あるのですが、初心者にはまず2文型を使いこなす事をオススメします。
2文型はSVOとSVCです。
SVOとSVCを理解すると一気に英語が話せるようになります。
SVOとは主語+動詞+目的語です。
SVCとは 主語+be動詞+*補語です。
(*補語に名詞、形容詞、前置詞がきます。補語には様々な品詞がきますが、本質は主語とイコールになる言葉を持ってきます。SVCはS=Cになる文です。例:This pasta is delicious. =「このパスタは美味しい」This pasta = delicious 「パスタ=美味しい」)
SVOとかSVCと聞くと分かりにくいと感じるかもしれません。
しかし、このように理解しましょう。
SVOはアクション文。 (誰かが何かをしている文です。主に動きがある文。)
SVCは状態文。 (何かの状態を表しています。主に静止している文。{感情をよく表す})
SVOのアクション文 (動きがある文)
■I cook pasta. 私はパスタを作った。
■My father drives a car. 私の父親は車を運転する
■My sister bought a new bicycle. 私の妹は新しい自転車を買った。
SVCの状態文 (静止している文)
■The pasta is delicious. そのパスタは美味しい。
■My father is a good driver. 私の父親は運転が上手だ。
■My sister’s bicycle is new. 妹の自転車は新しい。
この2つの文型を徹底的に使い倒しましょう。
これだけでも結構話せるようになるのです。
2つの文型でストーリー化された話を練習しよう!!
私が名古屋で運営しているスクールでは、初心者にこの2文型で徹底トレーニングを行なっています。
初心者にとって英会話で話を広げる事はとても大変な事です。
しかし、SVOとSVCで話は十分に広げる事ができます。
アクション文(=SVO)で自分の行動を説明します。
なるべく4~7のSVO文で説明をします。そして1~2文のSVC文の感情を表して話を締めます。
そうする事によって1つのストーリー化された話ができるようになります。
例えば、こんな感じで話します。
例:
I went to Kyoto the other day. I saw my sister there.
She lives there with her family now.
I went to many temples in Kyoto.
It was really fun.
青色-アクション文(=SVO)を使い行動を説明し、
赤色- 状態文(=SVC)で自分の感情を伝え話を締めましょう。
これで様々なストーリーができるのです!
どのようにストーリー形式で文を作るかを過去の投稿記事で説明しています。
もしご興味がありましたらご覧になってください。
↓↓↓↓
英会話で会話力を高める3つの重要ポイント
簡単な英語でも十分コミュニケーションはできます。
シンプルな英語なら短期間でも英語が話せるようになります。
6ヶ月で一気に上達ができた生徒さんの実例をよかったらご覧になってください。
↓↓↓↓
まとめ
文法を勉強する事は英会話をする上でとても大切な役割を果たしています。
そこで、まず文法を本格的に勉強する前に必須文法ポイントを2つ紹介させていただきました。
必須文法ポイント①では英語の語順は英語の命だと説明しました。
必須文法ポイント②ではたった2つの文型でストーリー形式の話し方ができると説明しました。
必須文法を理解していただいた上で、より英語文法を理解し英会話を上手にしていきたいという方に「無料で日常英会話が確実に上達する101の英語文法ルール」を用意してあります。
ただ、理解だけで終わらせるのではなく、説明の後に練習ができる箇所があるので声を出して練習してみましょう。
音声も付いているので、発音も確認できます。
理解→練習→スキルへと英会話で実践できるものにしていきましょう!
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