「~すること」という意味で、名詞と同様に文の主語・補語・目的語になります。
不定詞が目的語として働いている文を紹介します。不定詞が目的語を取るかは動詞によって決まります。そして、それは未来志向のイメージを持っています。一方、動名詞には過去志向・事実志向のイメージがあります。以下の文章の動詞は不定詞を目的語としてとるものです。
I want to go abroad.
(海外に行きたい。)
I need to buy a new suitcase.
(新しいスーツケースを買わなければいけない。)
I decided to buy a new car.
(新しい車を買うことに決めた。)
We planned to go on vacation together.
(一緒に休暇旅行に行くことを計画した。)
We agreed to have a party on Saturday.
(土曜日にパーティをすることを決めた。)
I hope to see him someday.
(いつか、彼に会うことを願っている。)
We have to remember to take our binoculars with us.
(双眼鏡を持っていくことを覚えておかなければならない。)
名詞的用法が補語として用いられる文。
My plan is to get there at 7:00 am.
(私の計画はそこに19:00に着くことです。)
My job is to sell insurance.
(私の仕事は保険を売ることです。)
My wish is to see a wild bear.
(私の願いは野生のクマを見ることです。)
以下の文章もto不定詞は名詞的用法になります。
ここでの文頭にあるitは形式主語と言い本当の主語はto不定詞の文になります。
To study English is fun. To study Englishが主語で、名詞になります。
しかし、普通は、itを主語にして、不定詞を後に置きます。
It’s fun to study English.
(英語を勉強することは楽しい。)
It’s hard to get there.
(そこに行くことは難しい。)
It’s easy to find.
(見つけやすい。)