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文法・単語

have to と should の使い分け [初心者には必須]

2020/7/14

英会話を20年間教え続けて気づくことは、多くの初心者がhave to と should の使い分けをしっかりと理解していないことです。

その理由はshould を日本の中学校で「~するべきだ、~しなければならない」と学ぶからです。

「~しなければならない」は must か have to で表現します。しかも、mustはあまり会話では使われません。

must はとても強い言葉なので、「何がなんでもしなければならない」という意味合いになります。

では、should とは? Should は 「~した方がいいよ」と言った提案に過ぎないのです。

目次

Have to と shouldは、英会話ではこのように使います

● 主語 + have to / has to + 原形動詞

 

I have to do my homework.

(宿題をしなくてはいけない。)

 

Do you have to go to work on Saturday?

(土曜日は仕事に行かないといけないの?)

 

● 主語 + should + 原形動詞

 

You should go to the doctor.

(医者に行ったほうがいいよ。)

 

I shouldn’t drink so much.

(私はあまり飲まないほうがいい。)

 

 

 

have toの使い方。*落とし穴も解説

have toは何かを「~しなければならない」と表現したい場合に用います。これは、規則または義務なので「~をしなければいけない」ことを表します。

 

使い方:

肯定主語 have to / has to  原形動詞

否定主語 not have to 原形動詞

 

Have to の誤解されがちのポイントは、have toの否定形にあります。

 

have toを否定すると、0-「~をしなくていい」と表現するのに用いいます。

ここで誤解されるのはhave toの否定は X-「~をしてはならない」と理解してしまうところにあります。

 

例文:

I have to work even on Saturdays!

(土曜日でさえも働かないといけいない。)

 

I don’t have to do chores today.

(今日は家事をしなくていい。)

 

You didn’t have to do that!

(そんなことしなくてもよかったのに!)

 

 

 

should の使い方

shouldは何かを「したほうがいい」という意味で、主語は「You」の場合は助言や提案をするときに用います。

主語が「I」の場合は自分に言い聞かせるような表現になります。

 

You shouldn’t drink so much.

(あまり飲まないほうがいいよ。)

 

I know I should study more.

(私はもっと勉強するべきなのは分かってるんだけどね~)

 

You should really see a doctor.

(まじで医者に診てもらったら。)

 

 

 

 

have to と shouldを疑問形で用いた場合

英会話ではよくhave to と should を疑問形で用いる場合が多いです。

この使い分けを理解することによってよりhaveと shouldの違いを深く理解しましょう。

 

●shouldの疑問文は指示や提案が欲しい時に用います。

 

What should I do? 

(私はどうしたらいいでしょうか?)

 

What book should I read?

(どの本を読むべきですか?)

 

●have to を疑問文で用いる場合は、規則や義務を聞き出す時に使います。

 

What page do I have to do for homework? (宿題は何ページをすればいいですか?)

 

What time do I have to be here? 

(私は何時にここにいないといけないですか?)

 

 

 

助動詞をしっかり使いこなそう!

助動詞を使えることによって、英会話力が大きく変わります。

私の経験上、多くの生徒さんの英語には助動詞が抜けています。

または、うまく言いたいことが表現できないのは助動詞の使い方がわかっていないからです。

そこで、最も頻度高く使う助動詞have to、should、can 、willです。

今回の投稿ではhave to と shouldを説明しました。

もし can と willも使いこなしを理解したい方は、can と willの説明をご覧になってください。

Willの使い方 最も使われる助動詞 [自分の意思を表す]

Can の使い方 これで完璧!

 

 

まとめ

shouldは「~した方がいい」という提案です。そして、have to が「~しなければいけない」という義務です。

have to の否定は x-「~してはいけいない」という意味ではなく、0-「~しなくていい」という意味になります。

should と have to の疑問形も良く英会話で用いるので、学んでおきましょう。

 

 

have to と should の 練習

日本語を見た瞬間、英語が口から出てくる様になるまで繰り返し練習しましょう。

 

1. 毎週月曜日はゴミを出さなければいけない。

2. すぐに医者に行った方がいいですよ。

3. あまり彼に合わない方がいいよ。

4. 今晩は仕事をしなくてもいい。

5. 何をすればいいですか?

6. 何時にここにいなければいけないですか?

 

答え方

1. I have to take out the trash every Monday.

2. You should go to the doctor right away.

3. You really shouldn’t see him. 

4. I don’t have to work tonight. 

5. What should I do?

6. What time do I have to be here?

 

 



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